Google Compute Engine による Windows Server の正式サポートを開始
2015年7月17日金曜日
* この投稿は、米国時間 7 月 14 日、Product Manager の Alex Gaysinsky によって投稿されたものの抄訳です。
Google Cloud Platform を活用するお客様の多くは、Linux とWindows が混在する環境にさまざまな技術を導入・運用し、ユーザーのニーズに対応されています。Google Cloud をワークロード実行の最適な場所にすることを目標としている Google は本日、Windows Server の正式サポートを開始します。これにより、Google が対応できる OS のリストが、さらに拡大されます。そしてWindows Sever のユーザー向けに改善された機能もリリースされます。
Windows 2012 R2 と Windows 2008 R2 を利用するユーザーは今回のサポートにより、迅速なデプロイ、トランスペアレント メンテナンスによるアップタイムの拡大、安価で予測可能なブロック ストレージ、クラス最高の Nearline によるバックアップといったメリットを活用できるようになります。Compute Engine のお客様は、 Microsoft のライセンス モビリティ プログラムから SharePoint、SQL、Exchange Server などの Microsoft のアプリケーションも利用できます。
Google ネットワークのあらゆるメリットを Windows Server のユーザーに提供することを目的に、Google は β 版の発表以来、Compute Engine の仮想化スタックで Windows を対象とするいくつかの改善を行ってきました。
例えば、マルチ キュー（MQ）とGRO（generic receive offload）のサポートにより、Compute Engine で稼働する Windows Server は、最大 7.5Gbps のスループットを実現しています。そのため、ウェブベースのアプリケーションに必要な Windows Server のインスタンス数を削減できるほか、インフラストラクチャと運用にかかるコストをさらに抑えることも可能です。
今回の正式サポートにより、Windows Server のユーザーは Google Compute Engine のサービス レベル契約の適用を受けることになります。Google Cloud Launcher を用いて、Active Directory や ASP.NET で使用するサーバーを簡単にデプロイできるほか、VPN を経由して、既存のインフラストラクチャを Google Cloud Platform に安全かつ容易に拡張できます。
Google Cloud Platform のサポート パッケージを購入されたユーザーには、Windows Server のデプロイにあたってのアーキテクチャや、運用に関するサポートが提供されます。
すでに Windows の一部の ISV は Google Compute Engine を利用しており、ビジネス クリティカルなアプリケーションを世界中に提供しています。
「Google Cloud Platform で稼働する Act! Premium Cloud は、当社で最も急速に成長している製品です。Google Cloud Platform のツール、世界的な展開、最先端のビッグ データ サービス、Compute Engine で稼働する Windows Server のパフォーマンスにより、当社では弊社製品の拡張と国際的な展開の実現を確信しています」
「GCE で稼働する Windows Server のパフォーマンスだけでなく、提供されるサポートにも非常に満足しています。これまでに問題が発生したことはほとんどない上、1 ～ 2 分でシステムが実行できるのは驚くべき能力でしょう。そのため、スタッフは待機することなく作業にあたることができるほか、お客様の全体的なユーザー エクスペリエンスも向上しています。他のプラットフォームを利用していたときは、同じ作業を完了するのに 45 分から 1 時間かかっていました」
「IndependenceIT は、IT 部門、サービス プロバイダー、ISV による迅速なクラウドの導入と Windows アプリケーションや DaaS の提供を可能にするソフトウェアの Cloud Workspace Suite を提供しています。弊社製品のエンドユーザーには、革新的なワークスペースのパフォーマンスとインフラストラクチャのコスト削減というメリットがもたらされています。これらは、Google Compute Engine のロバスト性、幅広い機能、利用しやすい価格によって実現しています」
間もなく公開される Windows Server 2016 と Nano Server のサポートに向け、Google は Microsoft と緊密に協力しています。Windows Server の利用を開始するにはドキュメントをご確認の上、Google Cloud Launcher へアクセスしてください。また、こちらからぜひフィードバックをお寄せください。
-Posted by Alex Gaysinsky, Product Manager
Google Cloud Platform を活用するお客様の多くは、Linux とWindows が混在する環境にさまざまな技術を導入・運用し、ユーザーのニーズに対応されています。Google Cloud をワークロード実行の最適な場所にすることを目標としている Google は本日、Windows Server の正式サポートを開始します。これにより、Google が対応できる OS のリストが、さらに拡大されます。そしてWindows Sever のユーザー向けに改善された機能もリリースされます。
Windows 2012 R2 と Windows 2008 R2 を利用するユーザーは今回のサポートにより、迅速なデプロイ、トランスペアレント メンテナンスによるアップタイムの拡大、安価で予測可能なブロック ストレージ、クラス最高の Nearline によるバックアップといったメリットを活用できるようになります。Compute Engine のお客様は、 Microsoft のライセンス モビリティ プログラムから SharePoint、SQL、Exchange Server などの Microsoft のアプリケーションも利用できます。
Google ネットワークのあらゆるメリットを Windows Server のユーザーに提供することを目的に、Google は β 版の発表以来、Compute Engine の仮想化スタックで Windows を対象とするいくつかの改善を行ってきました。
例えば、マルチ キュー（MQ）とGRO（generic receive offload）のサポートにより、Compute Engine で稼働する Windows Server は、最大 7.5Gbps のスループットを実現しています。そのため、ウェブベースのアプリケーションに必要な Windows Server のインスタンス数を削減できるほか、インフラストラクチャと運用にかかるコストをさらに抑えることも可能です。
今回の正式サポートにより、Windows Server のユーザーは Google Compute Engine のサービス レベル契約の適用を受けることになります。Google Cloud Launcher を用いて、Active Directory や ASP.NET で使用するサーバーを簡単にデプロイできるほか、VPN を経由して、既存のインフラストラクチャを Google Cloud Platform に安全かつ容易に拡張できます。
Google Cloud Platform のサポート パッケージを購入されたユーザーには、Windows Server のデプロイにあたってのアーキテクチャや、運用に関するサポートが提供されます。
すでに Windows の一部の ISV は Google Compute Engine を利用しており、ビジネス クリティカルなアプリケーションを世界中に提供しています。
「Google Cloud Platform で稼働する Act! Premium Cloud は、当社で最も急速に成長している製品です。Google Cloud Platform のツール、世界的な展開、最先端のビッグ データ サービス、Compute Engine で稼働する Windows Server のパフォーマンスにより、当社では弊社製品の拡張と国際的な展開の実現を確信しています」
-Allen Duet, CTO, SwiftPage
「GCE で稼働する Windows Server のパフォーマンスだけでなく、提供されるサポートにも非常に満足しています。これまでに問題が発生したことはほとんどない上、1 ～ 2 分でシステムが実行できるのは驚くべき能力でしょう。そのため、スタッフは待機することなく作業にあたることができるほか、お客様の全体的なユーザー エクスペリエンスも向上しています。他のプラットフォームを利用していたときは、同じ作業を完了するのに 45 分から 1 時間かかっていました」
-JD Helms, President, nGenx
「IndependenceIT は、IT 部門、サービス プロバイダー、ISV による迅速なクラウドの導入と Windows アプリケーションや DaaS の提供を可能にするソフトウェアの Cloud Workspace Suite を提供しています。弊社製品のエンドユーザーには、革新的なワークスペースのパフォーマンスとインフラストラクチャのコスト削減というメリットがもたらされています。これらは、Google Compute Engine のロバスト性、幅広い機能、利用しやすい価格によって実現しています」
-Seth Bostock, CEO, IndependenceIT
間もなく公開される Windows Server 2016 と Nano Server のサポートに向け、Google は Microsoft と緊密に協力しています。Windows Server の利用を開始するにはドキュメントをご確認の上、Google Cloud Launcher へアクセスしてください。また、こちらからぜひフィードバックをお寄せください。
-Posted by Alex Gaysinsky, Product Manager
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