これらは、
Cloud Debugger を使いやすくするとともに、本番環境でのエラーの診断をより生産的な操作に結び付けるための、UI 拡張のほんの始まりにすぎません。
3. ソースコードを使ったデバッグ、ソースコードなしのデバッグ
ソースコードの格納場所やアクセス手段に関係なく、アプリケーションの状態をチェックしてソースコードにリンク バックできます。
ソースへのアクセスなしでデバッグ
多くのケースでデベロッパーがソースコードへのアクセス手段を提供できていないことを、私たち Google は認識しています。
Cloud Debugger は、ファイル名と行番号だけを入力すれば、その位置のスナップショットを取得できます。
キャプチャしたソースを使用してデバッグ
キャプチャしたソースコードをアップロードすれば、ソース リポジトリに接続しなくても、複数のセッションを介してアプリケーションのデバッグを支援できます。
ローカル ソースを使用したデバッグ
任意のローカル ソース ファイルを
Cloud Debugger で指定すれば、そのファイルからスナップショットを取得できます。ローカル ファイルでデバッグする場合、ソースコードはそのデバッグ セッションのみで使われます。Googleのサーバーにアップロードされるソースコードはありません。
クラウド ソース リポジトリを使用したデバッグ
以前と同様に、Cloud Source Repositories が提供するソースコード ストレージや管理機能を使用して、アプリケーションのソースコードに対するアクセスを提供すれば、デベロッパーは
Cloud Debugger を使うことができます。
ソース リポジトリは、Git を介してバージョン管理を提供し、Cloud Console と新しい gcloud コマンドライン ツールを使って管理できます。
ソースコード管理システムが使用可能な場合は、デベロッパー コンソールを使ってソース管理リポジトリの中の正しいバージョンのソースコードを指定するだけで、正確なソース情報が表示されます。
本番環境のアプリケーションを Cloud Debugger で検査したことのない方は、今こそ始めてみてください。機は熟したのです。
- Posted by Sharat Shroff, Product Manager, Google Cloud Platform
0 件のコメント :
コメントを投稿