* この投稿は、米国時間 3 月 13 日、 COLLINS の Director of Experience Design,  Brett Renfer 氏によって投稿されたものの抄訳です。

本日のゲストは、COLLINS の Director of Experience Design  Brett Renfer 氏です。COLLINS はニューヨーク市を拠点とするブランド コンサルティングの会社で、デザイン思考を用い、デザイン、音楽、映画、テクノロジーを融合させた記憶に残るブランド エクスペリエンスを創りだしています。


Azealia Banks(アジーリア バンクス)と “Wallace” のビデオを企画していたころ、彼女がそうであるように、ビデオは革新的でなければならない - つまり、世の中をあっと言わせ、ファンに Azealia の新作を見たいと思わせるように、Azealia だからこその体験としてファンに提供できるようにしなければならないと話していました。音楽、映像、テクノロジー、デザインが融合することで産み出される力、それを信じて Azealize のためにこれまでにないインタラクティブ ビデオを作る。そこで、もしビデオ見ている人の動きをそのままリアルタイムに重ね Azealia のステージにファンを登場させられたとしたら、ファンはビデオを見ながら、すぐ前のアジーリアが彼らに向かって歌うだけではなく、一緒に歌っているような体験ができるはず、COLLINS の Executive Creative Director,  Lee Maschmeyer に、そのためにできる限界を超えるように言われ、そして達成しました。


制作に入り、数多くのミュージック ビデオを見ていったところ、自分たちがやろうとしているような形でビデオ ファイルやピクセルを扱っているものはまだないことがわかり、それから WebGL、HTML5 ビデオ、そしてウェブ カメラでのインタラクションを組み合わせたユニークなアプリケーションを創りあげました。Google Cloud Platform 上でアプリケーション構築することで、エンジニアリングや最適化といったことではなく、ユニークなデザインや体験を創りだすことにだけ集中でき、小さなチームでしたが短期間での制作を可能にしてくれました。


COLLINS の開発チームは 2 拠点あり、 ニューヨークとテキサスにあります。Chrome でのプロトタイプから始め、その後もプロトタイピングをローカル Web サーバーで継続していけるように Google App Engine へ全て移行させ、テストをローカルで実施した後、そのままデプロイしてライブにし、世界中の関係者と一緒に作業を進められるようしました。完成までは 2 ヶ月程です。Azealia のファンの多さから、リリース後にスケール作業が必要になってくることは想定できたため、それをなくすためには App Engine を使用しなければならないことも想定していました。


製作中、 Chrome の WebGL では高解像度のビデオや高音質なサウンドを処理できることはわかったものの、そこで使われるコンテンツを処理し、それを高度に設定できる機能を提供しているコンテンツ ホスティングのサービスが必要になってきました。これには Google Cloud Storage がまさに最適で、すべてのユーザーに高品質なコンテンツを提供し(最大 300 MB のバンド幅を使用するユーザーも含めて)、そのコンテンツは WebGL からロードして操作できるようになりました。


このように進めてきた中で Azealia がくれるクリエイティブなインプットは、とにかく貴重でした。彼女はテクノロジーが好きで、ファンともっと近くで付き合える、ふれあえる方法を探している人です。彼女独自の芸術性がビデオの体験を通じて表現できるように、彼女は最初から最後まで密接に協力してくれました。


COLLINS は、クリエイティブな企業として、その強く訴えるストーリー テリングで知られています。今回のチームは、Azealia の歌のエモーショナルな部分を引き出し、それをリアルに表現し、かつ高い応答性を実現するために Google のテクノロジー利用して驚くべきことを成し遂げました。


ビッグなアイデアを持った小さな(スモール)チームが、どうやって Azealia とファンの距離を近づけることに成功したか、その一部始終はこちらからどうぞ。