Google Cloud Platform Japan Blog
最新情報や使い方、チュートリアル、国内外の事例やイベントについてお伝えします。
うるう秒がやって来る!〜 6 月 30 日の ” 1 秒”に備えよう〜
2015年5月26日火曜日
* この投稿は、米国時間 5 月 21 日、Site Reliability Engineers の
Noah Maxwell & Michael Rothwell によって投稿されたもの
の抄訳です。
1 秒だって暇はないというあなた。もうすぐ手に入ります。UTC で 2015 年 6 月 30 日の 23 時 59 分 60 秒ちょうどに、世界は 26 回目の
うるう秒
を迎えます。Google にとっては、今回のうるう秒は 3 回目です。
Google Compute Engine
をお使いの方は、うるう秒がどのような影響を及ぼすのかを知っておく必要があります。
うるう秒って何 ?
うるう秒は非常に小さなうるう年のようなものです。一般に、地球の回転は時間とともに遅くなり、1 日が長くなります。うるう年では 2 月に 1 日を追加して暦年を遅らせ太陽年に合わせますが、同様にうるう秒も、ときどき 1 秒を追加して協定世界時を太陽時に合わせます。ちなみに、UNIX 時間のうるう秒は 1 日の最後の秒を繰り返すという形で実現します。
うるう秒はどうやって発生するの ?
一般に、うるう秒は 6 月の末か 12 月の末に発生します。しかし、うるう年とは異なり、うるう秒は一定間隔で発生するわけではありません。地球の回転速度は天候や地質学的な条件によって不規則に変化します。
たとえば
2011 年の日本の地震により、地球の回転速度が上がって 1 日は 1.8 マイクロ秒短くなっています。
Google はうるう秒にどう対処するの ?
2011 年 9 月の
ブログ
にもあるとおり、Google は巧妙な方法でうるう秒を処理します。1 秒を反復するのではなく、余分な 1 秒をわかりにくくして消してしまいます。うるう秒を中心として 20 時間のぼかし期間を設け、すべてのサーバーのシステム クロックを少しだけ遅らせるのです(おおよそ 100 万分の 14 ずつ)。ぼかし期間が終わると、ちょうど 1 秒分が追加され、常用時と同期した状態に戻ります(この方法は、2011 年のブログに記載したうるう秒処理よりも少し単純ですが、結果は同じです。時間の不連続は発生しません)。20 時間後には、うるう秒が完全に加えられ、ぼかしの入らない時間と同期するのです。
なぜうるう秒をぼかすの ?
イベントを順序正しく並べていくことが必要なシステムは、秒が繰り返されると問題を起こすことがあります。この問題は、マルチノード分散システムでは特に悪化します。1 秒が 2 秒になると、複数のノード間における同期のずれが劇的に拡大してしまうのです。本来なら、片方のイベントがもう片方のイベントよりも先なのに、両方のイベントが同じタイムスタンプでデータベースに書き込まれたらどうなるか、想像してみてください(悪くすると、後のほうのイベントが早いタイムスタンプで書かれることもあります)。では、後で本当の順序を知るにはどうすればよいでしょうか。ほとんどのソフトウェアは、明示的にうるう秒を処理するようには書かれていません(Google の多くのソフトウェアもそうです)。Google は 2005 年のうるう秒のときに、社内システムでこの種のさまざまな問題が起きることに気づきました。そして、時間を参照するすべてのソフトウェアをうるう秒対応に書き換えるのを避けるため、一度にまとめて 1 秒を加えるのではなく、約 1 日をかけてうるう秒のごく一部ずつをサーバーのクロックに追加し、うるう秒が見えなくなるようにしたのです。
Google Cloud Platform のどのサービスが影響を受けるの ?
Google Compute Engine 上で実行される仮想マシンだけはマニュアルで時間を同期できるため、時間のぼかしの影響を受けます。Google Cloud Platform のその他のサービスについては、Google が適切な処置を施すので影響はありません。
どのような影響を受けるの ?
Google のすべての Compute Engine サービスは、ぼかしの入った時刻を自動的に受け取るため、デフォルトの NTP サービス( metadata.google.internal )かシステム クロックを使っていれば自動的に必要な操作が行われます(デフォルト NTP サービスは
Leap Indicator
ビットをセットしていないことに注意してください)。しかし、外部のタイム サービスを使っていると、まる 1 秒分のステップか、複数の小さなステップが加わります。Google では外部の NTP サービスがうるう秒をどのように処理するかはわからないので、時刻の同期がどのように行われるかを予測することはできません。Compute Engine 仮想マシンで外部 NTP サービスを使っている場合は、それらのタイム ソースがうるう秒をどのように処理し、それがあなたのアプリケーションやサービスにどのような影響を与えるかを理解することが必要です。可能なら、うるう秒の時期だけでも、Compute Engine で外部の NTP ソースを使うのは避けたほうが賢明です。
うるう秒の時期に最悪とも言えるシステム構成は、ぼかし NTP サーバーと非ぼかしNTP サーバー(あるいは、ぼかし方の異なるサーバー)を混ぜて使うことです。どのような動作になるかはわかりませんが、おそらく困ったことになるでしょう。
Google Compute Engine と、うるう秒をぼかさない他のプロバイダーの両方を使用するのであれば、うるう秒の前後に時間の食い違いを起こす可能性があることを認識しておいてください。
Google の NTP サービスはどうなっているの ?
Google Compute Engine で実行されている仮想マシンから使用できる NTP サービスには metadata.google.internal があります。また、単純にシステム クロックを使う方法もあります。システム クロックはうるう秒のぼかし処理と自動的に同期します。Google はうるう秒をぼかし処理する外部 NTP サービスを提供していません。
Compute Engine インスタンスでの NTP の設定方法に関するドキュメントは、
ここ
にあります。困ったときは
Help & Support Center
にお越しください。
-Posted by Noah Maxwell & Michael Rothwell, Site Reliability Engineers
Google Cloud Launcher に 25 の新ソリューションを追加、Cloud Monitoring も統合
2015年5月22日金曜日
* この投稿は、米国時間 5 月 21 日、Group Product Manager の
Ophir Kra-Oz によって投稿
されたものの抄訳です。
去る 3 月、Google は
Google Cloud Launcher
の利用開始を
発表
しました。Bitnami か Google Click to Deploy で設定された、人気の高い 120 種類以上のオープンソース アプリケーション パッケージを起動できるようにしたのです。それ以来、Google には多くのお客様からソリューション追加のリクエストが届きました。そうしたリクエストに Google はお応えします。
3 月の発表からまだ 3 か月も経っていませんが、Cloud Launcher に 25 種類の新しいソリューションを追加しました。新たに追加されるのは、
Chef
、
Crate
、
OpenCart
、
Sharelock
、
Codiad
、
SimpleInvoices
などです。ソリューションは今後も随時追加していきます。
同時に、
14 種類の新 OS
を Cloud Launcher に追加します。この中には、
Windows
、
Ubuntu
、
Redhat
、
SUSE
、
Debian
、
CentOS
が含まれます。作業をすばやくシンプルなものにするため、初期作成フローも単純化しました。
図 1 - アップデートされた Cloud Launcher の OS セクション
Cloud Launcher のソリューション インターフェースも新しくなりました。ソリューションを比較しやすくするため、価格、サポート( OS のみ)、無料体験の詳細情報が追加されています。
図 2 - アップデートされた Cloud Launcher のソリューション詳細インターフェース
すぐにデプロイできる完全なソリューションを提供するという Google のビジョンに則り、50種のソリューションについては
Google Cloud Monitoring
を統合することとしました。
MySQL
、
Apache
、
Cassandra
、
Tomcat
、
PostgreSQL
、
Redis
といったコンポーネントにはレポートが組み込まれ、DevOps にアプリケーションの統合ビューを提供します。
図 3 - Apache Web Server のための Google Cloud Monitoring Dashboard
今から
Cloud Launcher
を始めても、Google Cloud Platform 上で使いたいアプリケーション パッケージをものの数分で起動できます。そしてぜひ、Cloud Launcher 内のリンクからご意見をお寄せください。
メーリングリスト
にも参加して、アップデート情報を受け取り、議論に参加してください。快適なシステム構築を!
ビッグデータを低コストで超高速転送
2015年5月21日木曜日
* この投稿は、米国時間 5 月 12 日、 Software Engineer の
Stanley Feng によって投稿
されたものの抄訳です。
どんなアプリケーションでも、少なくとも何らかのデータがなければ動きません。ゲーム分析、気象予報モデリング、ビデオ レンダリング、Apache Flume や MapReduce などのツール、データベースのレプリケーションといったビッグデータ アプリケーションは、言うまでもなく大量のデータを処理、転送します。一見単純なウェブサイトでも、辞書、記事、画像、その他あらゆるタイプのデータを VM 間でコピーしなければならないことがあります。そして、そのようなデータでも、蓄積されればかなりのサイズになるかもしれません。しかも、データにはファイル システムを介してアクセスしなければならないことがあります。すると、scp のような旧来のツールでは、増えていくデータ サイズに対応しきれなくなる恐れがあります。
一般に、ビッグデータ アプリケーションはディスクからデータを読み出し、それを変換してから scp などのツールでデータを他の VM に転送して、さらなる処理を行います。scp は、スレッディング モデルから VM CPU の暗号化ハードウェアに至るさまざまな面で制限を抱えており、最終的には VM 当たりの仮想ディスク読み書きクォータによって制限されます。scp の転送速度は 128 MB / 秒(シングルストリーム)か 240 MB / 秒(マルチストリーム)ほどです。
現在のフローを図示すると、次のようになります。
一般的なデータ パイプラインのシナリオ
ここでは、VM 間で大量のデータを転送するためのまったく新しい方法を紹介します。Google Compute Engine
Persistent Disks
は、ディスク上のすべてのデータのポイント イン タイムコピーを作る
Snapshots
という機能を持っています。この機能は一般にバックアップのために使われますが、すぐに新しいディスクに変換することもできます。このようにして作った新ディスクは、作成元とは異なる実行中の VM にアタッチ(接続)できます。こうすると、第 1 の VM から第 2 のVM にデータを転送できるわけです。スナップショット機能を使ったデータ転送は、次に示す 3 つの単純な手順で実行できます。
ソース ディスクからスナップショットを作ります。
新しいデスティネーション ディスクにスナップショットをダウンロードします。
新しい VM にデスティネーション ディスクをアタッチ、マウントします。
Persistent Disk Snapshot を使えば、1024 MB / 秒( 8 Gbps )以上のスピードで、VM 間でデータを転送できます。これは、scp の 8 倍のスピードです。次のグラフは、scp と Persistent Disk Snapshot を使ったときのデータ転送速度を比較したものです。
scp と PD Snapshot のデータ転送速度比較
スナップショット機能を使ったデータ転送でとてつもなく大きなメリットが得られるのは、Persistent Disk Snapshot のパフォーマンスが非常に高いからです。次のグラフは、永続ディスクのスナップショットを取得するのに要する時間と実効スループットを示しています(この実験では PD-SSD が使用されています)。スナップショットを取得するのに要する時間(青い棒グラフ)は、サイズが 500 GB まではほぼ同じで、1 TB になると少し長くなっています。そのため、スナップショット プロセスの実効スループット(スピード)は、ほぼ線形に増えていきます(赤の折れ線グラフ)。
Google Compute Engine Persistent Disk Snapshot のスピードは、業界内でも突出しています。 次のグラフは、スナップショット機能を提供している他のクラウド プロバイダーとの間でアップロード時間を比較したものです。ご覧のように、Google Compute Engine のアップロード時間はサイズが大きくなってもほとんど変わりませんが、競合他社の場合のアップロード時間はサイズの増加とともに顕著に上がっていきます。
Google Compute Engine のテストは、PD-SSD を使用して us-centra1-f で実行。スナップショット サイズは、32 GB、100 GB、200 GB、500 GB、1000 GB
Persistent Disk の
価格
は 1 か月当たり 2.6 セント / GB です。 VM の利用料金以外に、これだけのコストがデータ コピーのためにかかるのは高いと思われるかもしれません。しかし、転送目的で使われるスナップショットは短命( 10 分未満)で、価格は秒単位で比例案分されるので、
実際の平均コストは 500 GB のデータの転送ごとに 0.003 ドルほど
です。スナップショットは転送が完了したら直ちに削除できます。そのため、
1 セント未満の料金で、かつ従来のツールの 8 倍のスピードで 1 TB のデータを転送できる
ことになります。
実際に試してみたい方は、
ドキュメント
にスナップショット コマンドの詳しい説明があります。また、Persistent Disk Snapshot の安全な使い方については、
以前のブログ
を参照してください。快適なスナップショット ライフを!
-Posted by Stanley Feng, Software Engineer, Cloud Performance Team
Google Cloud Platform の価格を引き下げ
2015年5月19日火曜日
* この投稿は、米国時間 5 月 18 日、Technical Infrastructure の Senior Vice President、
Urs Hölzle によって投稿
されたものの抄訳です。
クラウド サービスのプロバイダーには多くの選択肢があります。しかし、アプリケーションやワークロードに最適なクラウド サービスの選択は、意外と難しいのではないでしょうか。
Avaya
や
Snapchat
、
Ocado
、
Wix
などのお客様には、Google のイノベーションと実証済みのパフォーマンスに加えて、柔軟な価格モデルを備えた Google Cloud Platform を選択いただきました。最近では、低価格で高速なコールド データサービスの
Google Cloud Storage Nearline
や NoSQL データベースの
Google Cloud Bigtable
などの新しいサービスをご紹介しましたが、本日発表の価格改訂は、Google Cloud Platform の魅力をさらに引き上げることができると考えています。
本日、すべての Google Compute Engine インスタンスタイプの価格を引き下げるだけでなく、短期的でステートレスな計算能力を提供する、新しいクラスのプリエンプティブル VM を、非常に低価格かつ固定料金制のプランでご案内できることを発表しました。
自動割引
、
分単位の課金
、マシンタイプ変更へのペナルティがないこと、長期的コミットメントが必要ないことなどと相まって、私たちが価格やパフォーマンスで業界をリードしている理由がおわかりいただけると思います。
プライス ダウン
昨年、Google Cloud Platform の価格は
ムーアの法則
に従うことをお約束しました。そして本日、その約束を果たすべく、仮想マシンの価格を最大 30 %まで引き下げます。
設定
価格引き下げ率(米国)
Standard
High Memory
High CPU
Small
Micro
20%
15%
5%
15%
30%
欧州とアジアでも、同様に価格を引き下げます。Google Cloud Platform の価格に関する詳細は、Compute の価格に関する詳細は、
Compute Engine 価格ページ
をご覧ください。
上図のように、Google Compute Engine の価格は、2013 年 11 月の発売以来、下がり続けています。
Google Compute Engine プリエンプティブル VM の特徴
もしワークロードが柔軟なら、
新しいプリエンプティブル VM
は短期間のバッチ ジョブをレギュラー VM よりも 70 %安価に実行できます。プリエンプティブル VM はレギュラー VM とそっくりですが、可用性がシステムの供給と需要に影響されることが異なります。プリエンプティブル VM は、アイドル状態となるはずのリソースを活用して実行されるため、実質的なコスト削減をもたらします。
Descartes Labs
などのお客様は、Hadoop MapReduce や 視覚的効果のレンダリング、財務分析、その他の計算処理などのワークロードにとって、プリエンプティブル VM が素晴らしいオプションになりうることをすでに理解されています。
重要なのは、プリエンプティブル VM の価格が固定されていることです。他のクラウド プロバイダーのインスタンスとは異なり、プリエンプティブル VM ではコストを正確に予測できるのです。
Regular n1-standard-1
Preemptible n1-standard-1
コスト低減率
$0.050 /時間
$0.015 /
時間
70%
プリエンプティブル VM の価格については、Google の
ドキュメントページ
を参照ください。
価格に関する詳細は、
価格ページ
をご覧ください。まずは手始めとして、ワークロードをテストできる
無料トライアル
もご用意しています。
- Posted by Urs Hölzle, Senior Vice President, Technical Infrastructure
プリエンプティブル VM 登場: 標準価格の 3 割で使える、まったく新しい VM
2015年5月19日火曜日
* この投稿は、米国時間 5 月 18 日、Senior Product Manager の
Paul Nash によって投稿
されたものの抄訳です。
多くのデベロッパーは、単にウェブサービスを利用することにとどまらず、膨大な計算能力を必要とするワークロードのためにクラウドを利用しています。クラウドなら、スケーラビリティが高く”ペイアズユーゴー”(使った分だけの課金)で高いコストパフォーマンスが得られます。クラウドで行われている処理は、ビデオエンコード、ビジュアルエフェクトのレンダリング、データ解析やシミュレーション、ゲノミクスのためのビッグデータクランチングなどです。これらのユースケースは、大量のコンピューティングリソースを消費しますが、大抵は散発的に実行されるだけなので、クラウドコンピューティングはベストマッチです。
そして今日、すべての地域のすべてのお客様を対象として、
Google Compute Engine プリエンプティブル VM
をベータリリースしました。プリエンプティブル VM は、通常のインスタンスとまったく同じですが、1 つだけとても大きな違いがあります。プリエンプティブル VM は、いつシャットダウンされるかもしれないのです。ずいぶん乱暴な話に聞こえるかもしれませんが、1 つのインスタンスを継続的に使える状態にしておく必要のない、分散的でフォールト トレラントなワークロードでは、この特徴が大きくものを言います。無期限のアップタイムの保証を捨てれば、通常のインスタンスよりも大幅に料金が安くなるのです。プリエンプティブル VM の価格は固定です。変化する市場価格のもとで賭けに出るリスクを負わずに、いつでも低コストが保証され、必要コストが予測できます。使い始めた最初の瞬間からコスト節減効果が上がります。価格は、コア時間あたりわずか 0.01 ドルです。
一部のお客様は、すでにプリエンプティブル VM でコスト削減を実現しています。
Citadel
社は、クラウドソリューションの一部としてプリエンプティブル VM を使っています。同社 CIO の Joe Squeri 氏は、次のように述べています。「これは最高の効率、イノベーション、達成だ。私たちはクラウドのリソース消費が大きいので、地域によって変わる価格体系をうまく使いこなすという複雑でわかりにくい作業をせずに、魅力的な価格で使える Google Cloud Platform のプリエンプティブル VM を歓迎している」
ディープラーニング AI の
Descartes Labs
社は衛星画像の解釈に力を入れており、最近では約 3 万の CPU を使って、わずか 16 時間で 1 ペタバイトの NASA の画像を処理するという大規模な実験を成功させています。同社 CEO で共同創設者の Mark Johnson 氏は、次のように述べています。「シード ファンドで成り立っている私たちのようなスタートアップ企業からすると、大幅なコストダウンを実現できるプリエンプティブル VM の価格モデルは画期的だ。全世界の作物の作況を確認、判定するための処理データが増えているだけに、将来もこのサービスを使い続けられるのはとてもすばらしい」
Google 自身の Chrome セキュリティチームは、数千の仮想マシンで実行されている Chrome 最新コードに対し、
Clusterfuzz
ツールを使ってノンストップの無作為なセキュリティテストを実行しています。計算能力を上げれば、セキュリティ バグを今までよりも早く見つけ早く修正できるようになります。プリエンプティブル VM の導入により、同チームはコストを半減させつつ、2 倍の規模でテストできるようになりました。
Google のデータセンターでは、さまざまな理由により予備リソースを維持していますが、プリエンプティブル VM はこの予備能力を活用します。Google のデータセンター利用率を最適化するために必要になったときには、Google が能力を回収できるようになっています。その代わり、Google はこの種の仮想マシンを大幅に値引きして提供します。ただし、プリエンプティブル VM の実行時間は 24 時間に制限され、それよりも早くプリエンプション(シャットダウン)される場合もあります。しかし、この制限を除けば、高速で簡単なプロビジョニング、一貫して高いパフォーマンス、永続ディスクに書き込まれるデータの常時暗号化など、Google Compute Engine のすべての機能が手に入ります。
プリエンプティブル VM は、今ある Google のツールを使って作ることができます。Google Developer Console で 1 つのボックスにチェックをいれるか、gcloud コマンドラインに
“
--preemptible
”
を追加するかです。プリエンプティブル VM が強制終了されるときには、
30 秒前に通知
が届くので、その時間を使ってクリーンにシャットダウンすることができます(保存も含みます)。
Hadoop on Google Compute Engine を使っているお客様には、さらに簡単な方法があります。オープンソースの
bdutil
ツールを使えば、
Connector for Hadoop
を介して Google Cloud Storage から直接データを取ってくる Hadoop クラスタを作れますが、bdutil はプリエンプティブル VM をミックスインできるようになりました。
“
--preemptible .25
”
を追加すれば、クラスタの 25 %をプリエンプティブル VM として実行することができます(割合は自由に設定できます)。
プリエンプティブル VM の詳細な使い方については
ドキュメント
を参照してください。価格体系の詳細については、
Compute Engine 価格ページ
を参照してください(価格計算機ツールとクラウドプロバイダー間の本当の価格比較の詳細も同じページにあります)。疑問、フィードバックなどがある場合には、
getting help page
をご利用ください。
プリエンプティブル VM は、Google Cloud Engine から最大限の価値を引き出すために間違いなく役立ちます。これを使ってすばらしい新アプリケーションを作られたら、是非お話をお聞かせください。
-Posted by Paul Nash, Senior Product Manager
分散 SQL データベースの Crate が Google Compute Engine で Click-to-Deploy 可能に
2015年5月18日月曜日
* この投稿は、米国時間 5 月 7 日、 ゲストの
Tyler Randles 氏によって投稿されたもの
の抄訳です。
今回のゲストは Tyler Randles 氏です。Tyler は、オープンソースの分散型 SQL データベース ソフトウェアである Crate のデベロッパー エバンジェリストです。
Crate
は、高可用性を特徴とする
シェアード ナッシング アーキテクチャ
にそって構築されたオープンソースの分散 SQL データベースです。Crate は、高可用性とフォールト トレランスを維持するために、すべてのノードに対して自動的にシャーディングと分散を実行し、レプリカをいくつか保持します。このことは、新しいノードが追加されたときにクラスタは自動的にリバランスし、一方、ノードが除去されたときに自己回復できることを意味します。すべてのデータは、インジェスチョンの際に、インデックス付け、最適化、および圧縮がなされ、RESTful API を介して、慣れ親しんだ SQL 構文 (SELECT * FROM...) を使用してアクセスできます。
Crate は、ドキュメントや BLOB を保存したりリアルタイム検索をサポートする際、デベロッパーが複数の技術を組み合わせて操作しなくても済むように作成されました。また、人手によるチューニング、シャーディング、複製、あるいは他の大規模なデータ保存の維持管理に必要な操作を不要にできるので Dev-Ops に役立ちます。ClearVoice や VoIPStudios のような企業は、
クエリのパフォーマンスを向上
させたり、
自社のテクノロジー スタックを簡略化
したりするために Crate を使用しています。
Google Compute Engine 上に構築された Crate は、2014 年末に
TechCrunch Disrupt を受賞
し、その後も Crate クラスタを Compute Engine で簡単に動かせるように取り組んでました。そして、このたび
Click-to-Deploy
ソリューションを発表し、クラスタサイズ、必要なデータ·ストレージ量、使用するマシンタイプを指定して数回クリックするだけで、Crate クラスタを立ち上げることを可能にしました。インスタンスとディスクが自動的にプロビジョニングされるので、Crate は数分でインストールされ、データをインポートする準備ができます。
1 台のマシンで処理できないデータ量だったり、回復機能を必要としたり、あるいは単に新しい分散型 SQL データベースを試してみたいのであれば、
Compute Engine
の Crate は始めるのにうってつけです。素早いスケール、クエリ時間の短縮、テクノロジー スタックの簡素化、などに役立ちます。Google Cloud Platform のアカウントを持っていれば誰でも、この新しい
Click-to-Deploy ソリューション
を使って簡単に Crate を試すことができ、セットアップ時間もわずか数分で済みます。
Crate と Google
についての最新ニュースをチェックして、
意見をお聞かせください
。
- Google Cloud Platform Japan Team
Google Cloud Debugger が Google App Engine に対応 - トラブルシューティングをもっと容易に
2015年5月15日金曜日
* この投稿は、米国時間 5 月 7 日、Product Manager の
Keith Smith によって投稿されたもの
の抄訳です。
時間が無いなかでの本番環境のバグ追跡には、
Cloud Debugger
が役に立ちます。Cloud Debugger は特別な設定が不要で、コード行を選択するだけで、その行が次に実行されたときにローカル変数とスタックトレース全体を返してくれます。これらはすべて、アプリケーションを停止させたり、他のリクエストを遅くさせたりすることなく行われます。
先月、
Google Cloud Debugger
で
Google Compute Engine
プロジェクトのトラブルシューティングをサポートするようになりましたが、今回より、
Google App Engine
でも同様にアプリケーションをデバッグすることができるようになりました。
Cloud Debugger は、デバッグがアクティブにされていない App Engine プロジェクトにオーバーヘッドを追加することはありません。また、アプリケーションの状態をキャプチャする際にレイテンシが 10ms 未満追加されるだけなので、アプリケーションへのリクエストをブロックすることもありません。
App Engine の Cloud Debugger は現在、Java ベースのプロジェクトで使用できます。他のプログラミング言語やフレームワークへのサポートもまもなく発表する予定です。いつも通り、
メールでのフィードバック
や
Stack Overflow
での相談をお待ちしてます。
-Posted by Keith Smith, Product Manager
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