Google Cloud Platform Japan Blog
最新情報や使い方、チュートリアル、国内外の事例やイベントについてお伝えします。
[GCP] Aerospike, Google Compute Engine 上の 50 ノードで 秒間 100 万の処理を。
2014年12月11日木曜日
今回のゲストブログは、Flash 向けに最適化されたオープンソースのインメモリ NoSQL データベース “Aerospike” を開発する、 Aerospike の Director of Product & Technology、Sunil Sayyaparaju 氏です。
Google のスピードは、どれほどのものなのか?
Aerospike
は、今後のクラウド アプリケーションの常識となるであろう、高いスループット、一貫して低いレイテンシー、 リアルタイムのデータ処理に挑戦し続けることを誇りとしてきました。それもあって、Google の Performance Engineering リードである Ivan Santa Maria Filho の "
Cassandra Hits One Million Writes Per Second on Google Compute Engine
(Cassandra が Google Compute Engine 上で秒間 100 万書き込みを記録)" を読んで、私たちも Google Compute Engine 上で Aerospike のパフォーマンスのベンチマークを測り、Google のスピードの限界に挑戦しようと思ったわけです。
結果は如何に? Aerospike は GCE 上で一貫して低いレイテンシーでスケールし、小さなクラスターしか必要なく、扱いも容易でした。Aerospike と Google Could Platform の組み合わせは、大量のデータをリアルタイムで処理しスケールさせることを前提とした、まったく新しいカテゴリーのアプリケーションを生みだすのではないでしょうか。以前なら経済的にも不可能だったビジネス モデルを持ったスタートアップ企業が出てくる可能性も見えてきます。
ベンチマークは、Cassandra のベンチマークと同様に構成しています。各 200 バイトからなる 1 億件のレコード、Debian 7 Backports、 サーバ用に 500GB 非 SSD 永続化ディスクで $0.504/hr の n1-standard-8 インスタンス、クライアント用に $0.32/hr の n1-highcpu-8 インスタンスを用意し、次の
手順
で実施しています。書き込み処理の検証に加え、読み込みのみ、読み書きの組み合わせでの検証も行っています。
読み込み、書き込み、ともに高いスループット
50 Aerospike サーバーで、秒間 100 万回の書き込み
10 Aerospike サーバーで、秒間 100 万回の読み込み
常に低いレイテンシー。読み書きの揺らぎもなし
書き込みのレイテンシーの中央値が 7ms、83% の書き込みが 16ms 未満、96% の書き込みが 32ms 未満で完了
読み込みのレイテンシーの中央値が 1ms、80% の読み込みが 4ms 未満、96.5% の読み込みが 16ms で完了
注: レイテンシーは、サーバーサイドで記録(クライアントサイドではさらに高くなると考えられる)
読み書きともに、圧倒的なコストパフォーマンス
秒間 100 万回の書き込みが、時間あたり $41.20
秒間 100 万回の読み込みが、時間あたり $11.44
Aerospike は、リアルタイム入札におけるセッションやユーザーの状況の保存、パーソナライゼーション、不正検知、そしてリアルタイム分析など様々な用途の先端で利用されるデータベースとして使われています。このようなアプリケーションは、クリックストリームからセンサーデータまで、数十億ものキーやテラバイト データの読み書きが求められます。Aerospike はデータを即時一貫性のために同期してインメモリーに複製し、非同期にディスクへ書き込みます。
GCE 上で Aerospike を使った実験の詳細を以下に示します。まずはサーバー用に 10 ノード、クライアント用に 20 ノードを使い、様々な読み書き比のスループットを調査し、それぞれのレイテンシーを記録し、同時に Aerospike のクラスターに対し、読み書き共に 100% の負荷をかけながら、2 ノードから 10 ノードまでのクラスターサイズによってどうスループットが変化するのかを記録していきました。
異なる読み書き比でも高スループット(サーバー: 10 ノード, クライアント: 20 ノード)
調査した読み書き比のなかでも、このグラフで示す TPS の 80 % は 50% のクライアント(10 ノード)で達成できています。さらにクライアントを追加してもスループットの向上はごく僅かでした。
ディスクの IOPS は、
サイズに依存
します。この実験では、高 IOPS を確保するために 500 GB 非 SSD の永続化ディスクを使い、ディスクがボトルネックにならないようにしています。より大きなクラスターには 500 GB は余計でありコストを考えて減らしても構いません。今回記録した高パフォーマンスには、さらに高い IOPS を得られる SSD 永続化ディスクを使う必要さえありませんでした。
異なる読み書き比での一貫した低いレイテンシー(サーバー: 10 ノード, クライアント: 20 ノード)
100% の読み込み負荷状態で、16ms 以上かかったのは全体の 3.5% にとどまり、4ms 以上かかったのも 20% 未満でした。Aerpspike での読み込みはクライアントから 1 ホップ(ネットワークの往復)であるためこのレイテンシーを達成できました。2 往復必要な書き込みでさえ、負荷 100% の時 32ms 以上かかったのは 16% の書き込みにとどまりました。Aerospike を動作させているノードでは、8 つある CPU コアの 7 つを使い動作させています。コアをひとつアイドルにさせておくのはレイテンシーのためです。全てのコアが busy 状態であるなら、ネットワークのレイテンシーは上昇してしまいますから (レイテンシーは、サーバーサイドでの記録です)。
読み書きともに、右肩上がりのスケーラビリティ
このグラフでは、100% の読み込みと100 % の書き込みそれぞれで、リニアにスケールしていく状況を示していますが、読み書きの負荷が変わっても同様だと考えられます。読み込みでは、サーバーとクライアントの比率は 1:2 としました。6 つのノードからなるクラスターに対して 12 クライアントという形です。書き込みでは、1:1 の構成としています。書き込み時の低いスループットではこれで十分だからです。
読み書きのデータ アクセスが混在する新世代のアプリケーションは、インターネットの中でウェブサイトやモバイル アプリでユーザーの動きを感知し応答する必要があります。このようなアプリケーションでは、クリックやスワイプ毎にデータを書き込み、判断、記録、応答をリアルタイムを行う必要があるのです。
今回の GCE で実行する Aerospike は、読み書きの両方で高スループットと一貫して低いレイテンシーが要件となるアプリケーションの例になったのではないでしょうか。たったの 50 サーバーで秒間 100 万回の書き込みを処理し、これまでにない費用対効果も備えています。皆さんも
このステップ
に添って実際に確かめてください、そして願わくば私たちに挑戦してください。
[GCP] Google Cloud Platform での Windows サポートを拡充しました
2014年12月10日水曜日
Google Cloud Platform を利用している皆さんから、GCP に欲しいものを挙げてもらうと、そこには企業や組織の大小を問わず Google データセンターのパフォーマンスとスケールでの Windows ベースのワークロードのサポートという声が挙がります。そして今回、高性能にWindows ベースのワークロードを大規模に稼働させるために Google Compute Engine へ 3 つの機能を追加しました。
まずは、Microsoft のライセンス モビリティを Google Cloud Platform 用に提供できるようになったことをお伝えします。これでオンプレミスで利用している SQL Server や SharePoint、Exchange Server、そのほか Microsoft のサーバアプリケーションのライセンスを、追加費用の必要なく Google Cloud Platform に移行できます。ライセンス モビリティは、単に既存のお客様のクラウドへの移行を容易にするだけではありません。クラウドの効率を活かしながらも、永続的なライセンスの購入を選択したいお客様が、これまでと同様のライセンスで使い続けることができるようになります。Google Cloud Platform における Microsoft のライセンス モビリティの詳細については、
Microsoft license mobility
(英語)をご覧ください。Google Compute Engine で Microsoft 製品を利用するには、ご利用条件に追加事項が含まれます(Google Cloud Platform のご利用条件は
Service Specific Terms
(英語)をご覧ください)。
次に、Google Compute Engine で Windows Server 2008 R2 Datacenter Edition が利用できるようになりました。ベータとしてどなたでもご利用いただけます。これまで、GCP を利用して Windows でいくつかの重要なワークロードを実行させているお客様から Rapid deployment、高パフォーマンス、クラウドへ自社のデータセンターを拡張といった要望をいただいていました。そのような中で、
ローカル SSD
(ライブマイグレーションもサポート)や、データセンターとクラウドとを
繋げる仕組み
、そのような機能とあわせて、Google Cloud Platform が Windows のワークロードを実行する最良の環境として、皆さんに提供できるようになりました。それから、Windows Server 2012 と 2012 R2 のサポートも、あともう少しでお伝えできると思います。
最後に、
Fusion Labs
の Chrome ブラウザーを使って Windows とのリモート デスクトップ セッションを張れる
Chrome RDP
が、GCP 用に最適化されて GCE で Windows インスタンスを使うと無料で使えるようになりました。利用するために追加のソフトウェアが必要なわけではなく、Google Developers Console の RDP ボタンをクリックするだけです。さらに、Google Developers Console が Windows クレデンシャルのためのログイン情報を保存し RDP アプリケーションに渡せるようになったので、Windows インスタンスそれぞれで、ユーザー ID とパスワードを管理するといった複雑な作業も必要なくなります。
ところで、GCP で皆さんが構築して動かしているものには常々驚かされています。アニメーション映画の高速なレンダリングから、クラウドバースティングに対応して瞬時の VM 起動により急速にスケールする分散アプリケーションまで様々です。
一例として IndependenceIT を挙げましょう。アプリケーションと DaaS(Desktop as a Service)デリバリーにおける簡易 IT 管理ソリューションのリーディング ソフトウェア プロバイダーである IndependenceIT は、GCE で動作する Windows Server 2008 R2 Datacenter Edition 上で、製品の Cloud Workspace Suite(CWS)の動作保証を進めてきました。 CWS を使うことで、パブリック、プライベート、ハイブリッド、どのクラウド IT 環境でも使えるワークスペース(自動化されて、マルチプラットフォームで動作し、ハイパーバイサーかデバイスかに依存しません)に必要となる全ての要素を IT 管理者が直ぐにまとめて用意できるようになります。また、製品化への時間を短縮しながらデプロイメントを簡易化し、既存のビジネスサポート システムとの統合を容易にする強固な API を提供しています。IndependenceIT が GCE での Windows のテストをしてきたことで、彼らの顧客は GCP の中で Windows サーバを使ったデスクトップとアプリケーションのデプロイメントをプロビジョニングするために CWS を使えるようになるでしょう。
Windows を利用する皆さんからのフィードバック、今後 GCP での Windows エコシステムをどう拡充してほしいかということも含めて、お待ちしております。
さて、皆さん次は何を作ります?
-Posted by Martin Buhr, Product Manager
[GCP] Wix はマルチ クラウド構成で ハイ アベイラビリティ を達成
2014年12月9日火曜日
今回のゲストブログは、誰でも簡単に美しいウェブサイトを作れるプラットフォームを提供する
Wix
の Head of Media Platform, Eugene Olshenbaum 氏です。
いまだに「クラウドサービスを利用するか」を議論する人達もいるなか、Wix では、いくつのサービスを使うかを議論し、多くのクラウド サービスを利用するほど、障害への対策となると考えています。ひとつのプロバイダーに縛られることから開放されると、ビジネスの持続性を高められる、このように複数のクラウド環境の利用こそが、次世代のクラウドプラットフォームの姿ではないでしょうか。
Dimensional Research
では、世界各国の 659 人の クラウド IT 決定権者にインタビューを行い、その 78 % はすでに複数のクラウドプラットフォームを利用している、またはその予定であると答えています。予定がないと答えたのは、たった 8 % でした。
こういったトレンドのなか、我々は先日寄稿した
Wix の災害対策
を見直し、複数のクラウドプラットフォームの設計を検討しました。
Wix
では、オンラインのドラッグアンドドロップ ツールで、ユーザーが HTML 5 を使ったサイトやモバイル サイトを簡単に作成できるクラウド上のウェブサイト作成プラットフォームを提供しています。 Wix Media Platform は、私たちのインフラの中でも最も重要な要素のひとつであり、Wix.com で運用されている 5,500 万ものウェブサイトを支えています。
EC サイトやホテル、レストランなどの特定の機能を備えたウェブサイトを作るためのツールを提供するなかで、あることに気がつきました。ユーザーが気にするのはただひとつ、ホームページがダウンしないかです。私たちも、何事にも機能しない時はやってくるという現実はわかっており、複数のクラウド プロバイダーを利用するのは以下の課題への解決となります。
99.999 % の稼働率
競争優位性
インフラ提供会社に対して一般的に思われている事業継続性へのリスクの回避(電気業、ネットワーク業、データセンターに関するリスクも含む)
Wix Media Platform 構成概略
Wix Media Platform の新しいマルチ クラウドの構成は、以下のプラットフォームを、アクティブ/アクティブに、全て一貫した設定にしています。
Google Cloud Platform
Amazon Web Services
Wix が管理するデータセンター
この配置は、運用面からも合理的な判断です。もしひとつがダウンしても、トラフィックは他の稼働しているロケーションに送られます。ひとつのクラウドプロバイダーを利用し、その中で可用性をどう高めるかを検討するよりも、ユーザーのウェブ ブラウザで障害が発生しない方法を探してきました。
Wix のプラットフォームは複数のサブシステムからなり、それぞれ独自の SLA (サービス品質保証) を持ちます。設計上の鍵は、それぞれのサブシステムが、別のロケーションのサブシステムで完全にバックアップされている状態を維持することです。
課題:
目標は、ユーザーのデータを損失から保護しながら処理するために、100 % に近いアップタイムを実現することです。以前はホスティング環境だけで運用していましたが、障害からの復旧に備えて別の環境を追加しアクティブ/アクティブ構成をとるようにしました。さらにその後、3 つめのデータセンターを追加し 3 拠点からなるアクティブ/アクティブ構成としました。
前回のブログポスト
でお伝えしたように、3 つのデータセンターをまたぐ複製を管理するのは、2 つのデータセンターよりもさらに複雑になります。ましてや、冗長性のため、それぞれ異なる ISP を利用していればなおさらそうなります。3 拠点のアクティブ/アクティブ構成としたことによる課題は、データベースのレプリケーションでした。3 つのデータセンター間でのレプリケーションを実現するために、MySQL をリング型トポロジーに構成し直す必要がありました。しかしこのリングは、ひとつのデータセンターがしばらくダウン、または停止すると壊れてしまうのです。
この対策として、3 拠点のアクティブ/アクティブ構成とするかわりに、2 拠点をアクティブ/アクティブ構成とし、3 つめの複製はまったく別のテクノロジーを使うプラットフォームで実行することにしました。この 3 つめの複製では、データ ポイズニング (問題のあるコードが、不意にデータを損傷してしまい、それがしばらく検知されないこと) を保護する機能も追加します。
そして、Google Cloud Platform ネイティブの完全な機能を持たせたデータセンターを構築することを決断したわけです。半年後の 2013 年 4 月には一部地域での Wix のメディアを GCP から提供しはじめ、2013 年の終わりにはトラフィックの 100 % は GCP から提供されるようになりました。NORM(Not Only Replication Manager) と呼んでいる、複数のデータセンター間でのデータ複製、同期の仕組みも GCP 上で開発し、NORM によって GCP, Amazon Web Services, Wix の各データセンター間でのデータ複製、同期を実施しています。
終わりに:
世界のクラウド ウェブサイト作成サービスをリードする立場として、クラウドにおける障害情報には常に目を光らせています。一分でも障害があるごとに、お客様にとっては損害が発生します。複数のクラウドプラットフォームを利用し、障害におけるリスクを軽減しようとする対策は当然の流れといえます。
複数のクラウドプラットフォームを利用するための課題は、その恩恵に比べれば小さなものです。その恩恵は、予想した機能の強化、コストの削減、性能の改善を超えるものでした。
運用上のタスクはストレスにはならず、眠れない夜と障害対応室はもう過去のものです。なにかあっても、トラフィックを機能しているシステムへ切り替えるだけで、調査は後でできます。この新しい構造によって、お客様には最高の体験を提供できるようになりました。
ゲーム攻略完全図鑑は、Google Cloud Platform を使って、ゲームをしている人が求めるものを形にしています。サーバーはまったく触らずに。
2014年12月8日月曜日
ゲームをしていると、攻略方法はもちろん、他の人がどうプレイしているのか、実はこんなやり方があっただとか、知りたくなりますよね。
ゲーム攻略完全図鑑
は、ソーシャルゲームを中心にゲームの攻略方法が掲載されたオンライン メディアで、専属のライターによる攻略コンテンツに加え、サイトに来るユーザーも自分で攻略方法を書いて公開できることが特徴です。
10 月の時点で、月間 PV が 1 億 3,000 万、MAU (Monthly Active User) 950 万に達するサイトは全て
Google Cloud Platform
(GCP) 上で動作しています。プログラミングから攻略方法のライティングまでされているお二人、株式会社ゲーム攻略完全図鑑 代表取締役 内田 一樹さんと、事業開発部 エンジニアリングチーム 千葉 幸士郎さんにお話を伺いました。
スタートアップとして、ソーシャル ゲームの市場の中で、ゲームを作るという発想ではなく、なぜゲーム攻略完全図鑑のようなメディア ビジネスをやることにしたのですか
内田さん
:Google App Engine (GAE) が出始めた頃、ガラケーのゲームが流行っていて、そのときは GAE を使いゲームを作っていましたが、今のグラフィカルなゲーム作りについていけなくて。そういう状況で、ゲームを開発する人をいかに手伝えるかというところを考えて攻略サイトを作り、ゲームをする人にも、ゲームだけしていても生活できるようになる環境を作りたくて、ユーザーが自由に攻略サイトを立ち上げることができる仕組みを作りました。
GAE でサービス全体が作られているそうですが、なぜ GCP を選んだのですか
千葉さん
:元々 GAE をゲームで使っているときに、1 日に何千万 PV を処理した実績があって、何も心配していなかったし、もしそのトラフィック処理のためにサーバ管理を自分でやろうとしたら、僕達にはできないですから。
開発について、使っているツールや開発プロセス、GAE での開発について教えてください
内田さん
:開発プロセスはないです(笑)。こうあるべきというのは僕の中で固まっているので、それをどんどん小出しにして。二人でアイデアを出して二人で作る感じです。
千葉さん
:ソースコード管理は GitHub、後はエディターくらい。二人とも Vim を使って。GAE のデプロイは手動で、自分たちでツールを作ってデプロイしています。GAE では、データは全て
Datastore
に保存して、他には
Task Queue
をほぼ全ての処理に使うという程に使ってますね。フロントエンドは全てキャッシュ(
Memcache
)から取り出すようにして、後は全てバックエンドで Task Queue を経由して処理している、という構成です。
今かなりの PV があるなかで運用されていますが、コストも含めていかがですか
内田さん
:運用自体すごく楽なんですよ。アプリケーション開発のみで後は全て面倒を見てくれるので。サーバの面倒を見る時間があったら、アプリケーション開発をしたいですから。コストは、チューニング次第かなと思ってます。先ほど話したようにキャッシュを使うなど工夫して、今かなり安いですね。あとは Datastore の使い方次第で、SQL 的な考え方をしていると、トラフィック捌けないし、高額になってしまう。Datastore の使い方をチューニングしたら劇的にコストが下がりました。
運用をしていく中で、ユーザーからのフィードバックをどう得ているか、またフィードバックを得てユーザーの体験を高めるために何かしていることはありますか
内田さん
:イベントトラッキングをして Google Analytics で見ている部分もありますが、直接声を聞くためにメールを送ってやり取りすることもあります。
千葉さん
:そこはさらに力を入れてやっていこうと思っています。実際にサイトを作ってくれているユーザーは貴重で、そういう人たちにはどんどん連絡して、例えば内部リンク貼っていないユーザーには、貼った方がいいですよとやりとりしたりして、日々使いやすくなるように取り組んでいます。
今後計画されていることと、GAE に限らず GCP をどのように使っていく予定があるか、教えてください
内田さん
:そうですね、まずはトラフィックをもっと集めようとは思っています。倍くらいには伸ばしたいですね。その後は海外展開も考えています。GCP では、BigQuery を使っていきたいと思っていて、ログをもっと活用していきたい。ターゲティングできるような仕組みを、BigQuery でどうにかできないかと考えています。
最後に、いろいろなクラウド プラットフォームがあるなかで GCP を、これから起業するスタートアップに勧めるとしたら、どういうところを勧めますか
内田さん
:エンジニアが起業するような形だと、他を使うこともあるかと思いますが、プロダクトのことを考える人なら、エンジニアであっても Google の方がいいかな、と思いますね。本当にプロダクトに集中できるので、運用の手間がかからない。サーバはまったく触ってないです。
社内の雰囲気は、ネットカフェのよう。「ジュース飲み放題、お菓子食べ放題、漫画があって、ゲームしてる」と、内田さん。
攻略したいゲームがあれば、
ゲーム攻略完全図鑑
へ。Google App Engine と BigQuery を試すなら
フリートライアル
から。今なら 60 日間で $300 分のクレジットが使えます。
■ Google Cloud Platform のその他の
導入事例はこちら
から
12 月 10 日 大阪開催 Google BigQuery ハンズオン セミナー
2014年12月3日水曜日
好評いただいている「Google Cloud Platform 始めてみよう! ハンズオンセミナー」の番外編として、大阪で Google & Tableau セミナーを開催することになりました。
大規模なデータを高速分析することができる Google のクラウド ツール
Google BigQuery
- 全世界 19,000 社で多種多様なデータ分析に使われている
Tableau Desktop
。この両者を組み合わせたハンズオントレーニングを、今年の10 月に東京で開催したところ大変好評だったため、急遽大阪にて第 2 回目となる同セミナーを開催します。是非この機会に体験ください。
■ 日時:12 月 10 日(水) 14 : 00 - 17 : 00
■ 会場:AP 大阪梅田茶屋町 会議室 D〜F
■ 対象:データ分析を伴うを業務ご担当者様
■ 費用:無料
【セミナーの内容】
13:30
受付開始(受付終了は14:30)
14:00
セミナー開催挨拶
14:05
Google BigQuery 製品説明
14:35
Tableau 製品説明
15:00
休憩
15:10
Google BigQuery と Tableau のハンズオン
16:30
Tableau デモ
16:45
Q&A
17:00
終了
セミナーの詳細、参加における準備事項の確認、また、お申込みは
こちらのセミナーページ
からどうぞ。
皆様のご参加をお待ちしております。
[GCP] Google Cloud Platform、PCI データ セキュリティ スタンダード認定を取得
2014年12月3日水曜日
毎年オンライン ショッピングでは数十億ドルもの額の買い物がされています。クレジット カードでショッピングをする消費者も、クレジット カードでの決済を受け付けるショップ側も、そのデータと決済プロセスが安全であると信頼できなければなりません。
本日、Google Cloud Platform は PCI (Payment Card Industry) データ セキュリティ スタンダードへ準拠していることが認定されました。これにより、Google Cloud Platform 上で、主なクレジットカード会社が発行するカードの情報を保持、処理、通信することができることとなります。
PCI データ セキュリティ スタンダードは、クレジット カードの情報や取引の情報を安全に保護するためのセキュリティーフレームワークです。Google は、セキュアに標準に準拠したソリューションの構築と運用が可能なプラットフォームを提供するために、第三者機関の認定を受けました。
その例が、
WePay
です。 WePay は、オンライン マーケットプレイスや小規模なソフトウェア プロバイダーといったプラットフォームに、詐欺の心配やコンプライアンス、サポートといった運用上のリスクを取り除いた、ユーザー間のオンライン決済をシームレスに行うサービスを提供しています。WePay の DevOps ディレクター、David Nye 氏は次のようにコメントしています。
「Google Cloud Platform によって、WePay ではパートナー企業で発生する決済処理を、よスケーラブルに、高い可用性を持ち、かつ安全な決済を提供しています。今回 Google Cloud Platform がクラウド環境全体で PCI DSS の認定を受けたことで、WePay はパートナー企業や私たちのビジネスの成長にあわせて、インフラをダイナミックに拡張していくことが可能になります。」
PCI DSS への対応が要件としてある中で、Google Cloud Platform を検討されていますか?より詳細な情報が知りたいときも含め、ぜひ
お問い合わせ
ください。
[GCP] 11 月の Google Could Platform アップデートおさらい
2014年12月2日火曜日
Google Could Platform の 11 月は、こんな感じで過ぎていきました。
さて、ここまで早くすることもありませんが、少し早回しに 11 月の Google Cloud Platform のアップデートをおさらいしましょう。
Google Cloud Platform Liveで、Container Engine, Cloud Networking, Cloud Debugger などを発表
世界中から、数千人のデベロッパーがひとつのイベントに集結したら、何が起こるでしょう?
嵐のようです
。11 月 4 日、
Google Cloud Platform Live
(GCP Live) が開催され、基調講演、活用事例のハイライト、モバイル アプリケーションからクラウド コンピューティングまでのトピックを網羅するセッションが行われ、また以下のような新しい機能の発表も行いました。
Google Container Engine
今回アルファ版がリリースされた
Google Container Engine
は、個々の仮想マシン上で動作しているアプリケーションを管理するという手法に代わり、クラスタにスケジューリングされたポータブルな Docker コンテナーを起動するかたちのサービスです。詳しくは、
こちらのポスト
をどうぞ。(英語)
Google Cloud Networking
Google は、お客様に常に最高の体験を提供すべく過去 10 年にわたってネットワークへの投資を行ってきました。Google Cloud Platform では、Google の各種サービスと同様のスケールとパフォーマンス、可用性をお客様に提供できるよう努めてきました。そして今回、
Google Cloud Interconnect
の提供によって、お客様のネットワークの Google への接続がさらに容易になりました。
Firebase = より早いモバイル アプリを開発
GCP Liveでは、
モバイル アプリの素早い開発
を実現する新しいサービス Firebase を
紹介しました
。また、現在開発中の機能も一足先にお見せしています。Firebase と Google Cloud Platform の詳細は
こちらのポスト
をどうぞ。(英語)
Cloud Debugger
今回ベータ版がリリースされた
Cloud Debugger
は、開発中のアプリケーションのトラブルシューティングをより簡単にするツールです。プログラム コードから 1 行を選んでウォッチポイントをセットすれば、サービスで利用しているどのインスタンスであっても、その行が次に実行されたタイミングでローカル変数の値とフルスタックトレース内容が取得できます。セットアップする時間も複雑な設定も必要なく、パフォーマンスへの影響もほとんどありません。詳しくは、
こちらのポスト
をどうぞ。(英語)
イベントの要約は、
こちらのポスト
をどうぞ。
基調講演
や
セッションのビデオ
、そのときの
ライブ ツイート
も公開しています。
公式 Ubuntu イメージ
リクエストの多かった、Ubuntu 14.04 LTS, 12.04 LTS および 14.10 イメージのベータ
提供を始めました
。追加費用は発生しません。
Compute Engine: オートスケールと Click to Deploy Percona XtraDB Cluster
Google Compute Engine
に待望の 2 つの機能、
オートスケール
と
Percona XtraDB Clusters
が追加されました。オートスケールによって、費用対効果と応答性能に優れたアプリケーションの開発ができるようになります。また
Click to Deploy Percona XtraDB Cluster
は、あらかじめ設定された状態のクラスタを数クリックで起動可能にします。
Cloud SQL インスタンスで無料の IPv6 アドレスを
IPv4 アドレスが枯渇しつつあるのは周知の事実です。Google は、より大きなアドレス空間をもつ IPv6 への対応を
率先して進めて
きました。今回、Cloud SQL のすべてのインスタンスに不変の IPv6 アドレスを付与しました。このアドレスは無料で利用できます。詳しくは、
こちらのポスト
をどうぞ。(英語)
AffiniTech と Framestore: Google Cloud Platform でコストを削減しながら、最高の顧客体験を生み出す
AffiniTech と Framestore による Google Cloud Platform の活用事例のブログポストがありました。AffiniTech は、Google Cloud Platform を活用し、データに基づく判断のしやすい環境を顧客に提供。また Framestore は、 映画 "
Gravity
” のような美しく印象的なビジュアル エフェクトの制作に、Google Cloud Platform を活用しています。
AffiniTech
と
Framestore
、それぞれの事例はこちらから。
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