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Google Cloud

新年の抱負 : より高速で効率的なクラウドの運用に向けて

2019年1月17日
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Google Cloud Japan Team

※この投稿は米国時間 2019 年 1 月 4 日に Google Cloud blog に投稿されたものの抄訳です。

皆さんはすでに 2019 年の目標を立てられたことと思いますが、利用されているクラウドのアーキテクチャについてはいかがでしょうか? 私たちは新年を迎えるに あたって、より高速で効率的なクラウド インフラストラクチャの運用に向けた指針をまとめました。以下のいずれか、またはすべてを実践することで、運用の改善につなげることができます。

1. データ量を減らす

これは、炭水化物を制限するより楽しいことだとお約束します。クラウドやデータセンターのオペレーターの多くはデータ量を減らす必要があります。たとえば、アカウントがなくなり、不要になった VM や Compute Engine のバックアップがあるかもしれません。インベントリを作成し、容量を減らしてコストを節約できるワークロード オーナーを見つけることを検討してください。

2. データをより活用する

クラウドは、収集したデータを探索するさまざまな新しい方法を提供します。たとえば BigQuery は、オンプレミスのデータ ウェアハウスやアナリティクス システムに代わるサーバーレスな選択肢であり、そのインターフェースは SQL の知識がある人にとってなじみ深いものです。私たちの一般公開データセットを使って BigQuery を試してみてください。また、GCP Marketplace で提供されている Google Cloud パートナーの BigQuery ソリューションもチェックしましょう。

3. 費用を節約して IT 予算を有効活用する

クラウドの料金モデルはオンプレミスとは大きく異なります。使い始めのころは、把握するのに時間がかかる場合もあります。GCP の料金計算ツールは、さまざまなサービスのコストを見積もるためのガイドを提供します。そのため、対象が Compute Engine や Cloud Functions であっても、従量課金の仕組みを理解し、年間予算の策定を開始することができます。

4. 新しい技術スキルを学ぶ

クラウド技術のスキルを磨こうとお考えであれば、今すぐ探求すべきとても魅力的な分野があります。AutoML の仕組みを調べたりAI の実験を行ったりCloud Functions のクイックスタート ガイドを使ってサーバーレスを理解したりすることをお勧めします。

5. 新しい友人をオンラインや直接会うことで作る

主流となっているクラウド ツールの多くは、大抵の場合、オープンの概念やコミュニティ ドリブンの考え方に基づいています。オープンソース ツールは皆さんの仲間の開発者がリアルタイムで開発しており、皆さんがコードを寄贈して改良を加えることも可能です。GitHub に参加したり、認定資格を取得したりNext '19 に足を運んだりすることで Google Cloud コミュニティの一員になることができます。

6. クラウドのモニタリングにツールを活用し、十分な睡眠を取る

クラウド基盤を立ち上げたら、次のステップは、それらのインスタンスやアプリケーションをすべて管理することです。Stackdriver Monitoring や Logging を使えば、アラートをセットアップしたり、収集したデータを基に GCP システムに変更や改良を加えたりできます。インフラストラクチャの信頼性を高く保つにあたって、SRE とは何か、どうすればその原理を実装できるのかを詳しく学びましょう。

抱負をあきらめずに実行に移す方法について、ぜひ私たちにお聞かせください。

- By the Google Cloud blog team

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