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Google Cloud

2018 年版 Gartner IaaS Magic Quadrant で Google がリーダーの評価を獲得

2018年6月11日
Google Cloud Japan Team

Gartner が 先ごろ公開した 2018 年版の Gartner Infrastructure as a Service Magic Quadrant(クラウド IaaS のマジック・クアドラント)レポートにおいて、私たち Google はリーダーの評価を得ました(レポート全文はこちら)。

ビジネスの構築と拡大にクラウドを利用する企業が増える中、Gartner のような調査会社のレポートは、お客様がクラウド プロバイダーを評価、比較するうえで役に立ちます。

市場をリードする 3 社のクラウド プロバイダーの 1 社として Gartner から認定されたことは、お客様がビジネスを大規模に展開できるよう支援する革新的技術の開発に尽力してきた成果だと私たちは考えています。また、今回の Gartner による評価は、オープンソースへの注力と、アナリティクスおよび機械学習への多大な投資を通じて、お客様のビジネス変革を支援するという私たちの取り組みが実を結んでいることを示しています。

以下ではレポートの一部を紹介します。

強固なコンピュート基盤

Gartner は、Google の IaaS と PaaS のコア機能を強みであると評価し、Google が多くの革新的機能を相次いで提供していることを指摘しています。カスタムマシン タイプや継続利用割引から、Kubernetes や Istio のようなツールを使った次世代のクラウド ネイティブなコンテナによる開発、運用まで、私たちはお客様の最も要件の厳しいアプリケーションも実行できるクラウドの提供に力を注いでいます。

アナリティクスと機械学習への投資

Gartner のレポートは、Google が行ってきた高度なアナリティクスと機械学習への投資に注目しています。Google Cloud AI チームでは、こうした投資を基にお客様のビジネス変革の支援に取り組み、順調に成果を上げています。

Google が 2017 年に発表した Cloud Machine Learning Engine は、機械学習の知識や経験がある開発者が、任意のタイプや規模のデータを扱う機械学習モデルを簡単に構築できるよう支援します。また、ビジネス アプリケーションのスケーリングや高速化を実現するモダンな機械学習サービス(Vision、Speech、NLP、Translation、Dialogflow などを含む)を、トレーニング済みのモデルに基づいて作成できることも示しました。

データ サイエンティストと機械学習研究者のコミュニティとして知られ、Google Cloud の一員でもある Kaggle は、100 万人以上のメンバーを抱えるまでに成長しました。また、1 万社以上の企業が Google Cloud AI サービスを利用しており、その中にはキューピーや Ocado などが含まれます。最近では、機械学習の知識や経験に乏しい企業が独自の高品質なカスタム モデルの構築を開始できるよう支援する Cloud AutoML の導入も始まっています。

オープンソースへのコミットメント

Google がオープンソース エコシステムに強く立脚し、ポータビリティを重視していることも、Gartner のレポートで大きく取り上げられています。私たちは、多くの企業がクラウド サービスを利用できるようにすることを目指しており、この目的のもとで、クラウドでの開発やスケーリングのためのツールや、クラウドに迅速に移行するためのツールを提供しています。このようなオープンソースとポータビリティへの注力は、自社の事情に合わせて開発を行える柔軟性をお客様にもたらします。

お客様とのベスト プラクティスの共有

Google の Customer Reliability Engineering(CRE : 顧客信頼性エンジニアリング)プログラムは、Google Cloud Platform(GCP)での運用を選択しているお客様の成功を支援する取り組みです。CRE を立ち上げた目的は、お客様と Google が運用に関して運命共同体となり、お客様が Google に委ねているクリティカル アプリケーションのお客様側の管理権限を高めることにありました。

Google Cloud は一貫して、クラウドの利用による可用性、スケーラビリティ、セキュリティの向上を目指す企業に導入されています。Gartner IaaS Magic Quadrant は、Google Cloud をリーダーと評価している主要調査会社のレポートとしては 6 番目となります。同レポートの全文はこちらのウェブ サイトから無料でダウンロードいただけます。

Gartner は、Gartner リサーチの発行物に掲載された特定のベンダー、製品またはサービスを推奨するものではありません。また、最高のレーティングまたはその他の評価を得たベンダーのみを選択するようテクノロジーの利用者に助言するものではありません。Gartner リサーチの発行物は、Gartner リサーチの見解を表したものであり、事実を表現したものではありません。Gartner は、明示または黙示を問わず、本リサーチの商品性や特定目的への適合性を含め、一切の保証を行うものではありません。

* この投稿は米国時間 5 月 29 日、Compute Engine のGroup Product Manager である Paul Nash によって投稿されたもの(投稿はこちら)の抄訳です。

- By Paul Nash, Group Product Manager, Compute Engine

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