Cloud Datastore : フルマネージドのエクスポートとインポート機能を正式リリース
Google Cloud Japan Team
データベースに情報を保存すると、簡単かつ信頼性の高い方法でデータを出し入れできることの重要性がよくわかります。たとえば、バックアップやアーカイブのためにコピーを作成するときも、あるいはユーザーが誤って削除したデータを復元するときも、そのありがたみを実感します。
そこで私たちは先ごろ、スケーラビリティの高いマネージド NoSQL データベースである Google Cloud Datastore において、マネージド エクスポートおよびインポート機能の正式提供(GA)を開始しました。
昨年 9 月にベータ リリースされたこの機能は、従来の Cloud Datastore Admin バックアップ モジュールに取って代わり、フルマネージドのデータベース エクスペリエンスを提供します。この機能には次のようなメリットがあります。
コンシューマー インサイトの獲得とコラボレーションのプラットフォームである Batterii では、Cloud Datastore を 7 年間使っています。これまではバックアップに 8 ~ 10 時間かかっていましたが、マネージド エクスポートとインポートにより、1 時間でバックアップが完了するようになりました。
Greg Fairbanks 氏、Batterii のシニア ソフトウェア エンジニア
昨年 9 月のベータ リリース以来、マネージド エクスポートとインポート機能は利用が拡大し、早期試用ユーザーは 1 週間あたり 1 万回以上、エクスポートやインポートを行うようになっています。
なお、今回の正式リリースに伴い、Cloud Datastore Admin バックアップについては、12 か月をかけて段階的に廃止します。2019 年 2 月 28 日以降は Google Cloud Console から利用できなくなります。
マネージド エクスポートおよびインポート機能についてもっと知り、使い始めたい方は、エンティティのエクスポートとインポート、およびエクスポートのスケジューリングに関するドキュメントをご覧ください。
* この投稿は米国時間 2 月 28 日、Product Manager の Dan McGrath によって投稿されたもの(投稿はこちら)の抄訳です。
- By Dan McGrath, Product Manager